身体障害者のオリンピック
ロンドンパラリンピック陸上男子走り幅跳びの金メダリスト、ドイツのマルクス選手について今日初めて知った。
マルクス選手が去年出した8メートル40センチという記録は、ロンドンオリンピックで優勝した選手の記録を9センチ超える。
この事実を初めて知った時、びっくりしませんか?
僕は超びっくりした。
オリンピックとパラリンピックは別の大会として分けられているけど、身体に障害を持った選手がパラリンピックではなくオリンピックに出場したケースはある。両足義足の選手だ。
なのに今回、リオデジャネイロオリンピックへ出場を希望したマルクス選手の思いは叶わず、その理由は、義足の反発力が有利に働いている、という批判があったことらしい。
マルクス選手がオリンピックに出ていたら金メダルを取っていた可能性はもちろんある。
義足についての議論で揉めるのが面倒だったのかもしれない。だけど、前例があるのに今回は却下されている。基準が定まっていないんだろう。
今後義足の技術が高まると、もう義足の選手はオリンピックに出れないのか?
それとも、本人の希望する方に出場が可能になるのか?
僕は個人的に後者であることを望んでいる。